こんにちは。

東京・三鷹の朝ヨガ教室 dinacharya yoga(ディナチャリアヨガ)の溝口です。

1月も半分が過ぎ、お正月気分から通常生活モードへとシフトチェンジ切り替え完了の方もいれば、変化によって体調などくずしたりしている方もいるのではないでしょうか。

間もなく大寒(24節気の最後の節気。寒さが最も厳しい頃)も訪れますから、どうぞ温かくして日々をお過ごしくださいね^^

自己流でやってもヨガはなかなか上達しない・・!?

さて。

最近、通ってくださっている生徒さんから、「家でも練習はしているんですけど、スタジオに来ると全然違いますね。効きますね。」「1人でやっていた時は出来ている気になっていたけど、全然出来ていないことに気づきました。」など、自宅練習とスタジオでの練習の違いについて、お声をいただく機会が増えてきました。

せっかくなので、今回はヨガの練習方法について、私の経験談を踏まえながら書いていこうかなと思います。

・・

結論から言います。

「ヨガの学びを深めたいのであれば、指導者のもとで継続して学ぶべし」

 

・・というのが、私の意見です。

「ヨガの練習」といってもやり方はいろいろ。

昨今では、「はじめたい習い事ランキング」にもヨガがランクインするなど、ここ数年で世間でのヨガの認知度が一気に上がり、ヨガスタジオやヨガ関連書籍なども一気に増えました。

ヨガをしようかな~って思ったときに、

・ヨガスタジオに通う

・スポーツクラブのスタジオプログラムに参加する

・自宅で1人で練習する

・本を見ながら練習する

・DVDなどの動画を見ながら練習する

など、いろいろなやり方が思い浮かぶのではないでしょうか。・・実際、私自身、上記の方法は全て経験しました。

更には、一言で「ヨガ」と言っても

・ポーズの練習

・呼吸法

・瞑想

など、内容も様々ですし、最近では「パークヨガ」「ビーチヨガ」など屋外でイベント的に行われているものも多いですし、選択肢が増えて親しみやすくなった一方で、「なにから始めたらいいのか迷う・・」「なんとなくヨガしているけど、これをヨガって言っていいのか分からない・・」など、逆に、困惑したり躊躇したりしている方も少なくないのではないのでしょうか。

それぞれにメリット・デメリットあり。

さまざまなヨガのスタイルが広まっている現代の日本で、手段やシーンは違えど、すべて「ヨガ」に変わりは無いと、私自身は思っています。

ヨガスタジオで練習しても、自宅で練習しても、それが常温ヨガでもホットヨガでも、骨盤ヨガみたいなパーツに特化していてもいなくてもぜんぶ「ヨガ」です。

・・

が、一方で、「何のためにやるか」で、「どの方法を選ぶと良いか」は変わります。

ゆえに、今回のブログは「今、ヨガの練習をやっているけど、これでいいのかな~」って不安をもっていたり、「ヨガをはじめてみたいけど、まだはじめれていない・・」という方向けの内容になっています。それ以外の方・・読み飛ばしてOKです!笑

私の感覚だと、ヨガは、料理とちょっと似ているのかな、と思います。

料理教室に通って教わることもできるけど、自己流にやることもできるし、本を見ながらやることもできますよね。

「自宅で」「1人で」「本やDVDを見て」メリットは、何と言っても、お手軽金銭的な負担も少ないですし、やるもやらないも自由ストレス無く実践しやすい気がします。

一方で、まだ経験が浅い場合には、そもそものやり方が分からない。本やDVDに出てくる用語が分からない。

そんな時に、すぐに聞ける人がいないため自己流でやって後悔する(身体を痛めるなど)。 効果を感じない。っていうあたりが起こり得るデメリットでしょうか。

料理をするときも「強火と中火の違い」など、本やイラストのコンロと我が家のコンロは明らかに火加減が違うっぽいんだけどどうしたらいいの?ってなるときや、「適量」とか「少々」って言われても、その具合が分からなかったりすることってあるじゃないですか。

・・でなんとなくやってみて、すごく美味しくなるときもあれば、なんだか完成予想図と違っていたり、何とも言えない微妙な味になったり、、っていう経験が私は結構あるんですが、、みなさん、いかがでしょう? ・・料理センスの問題ですかね?笑

はい。

では、「スタジオに通う」メリットはと言うと、とにかく指導者から指導が受けられる、ということですよね。適切な指導を受けることで、効果(変化)を感じやすいかと思います。※そのため、誰から指導を受けるかは結構大事※

その他、ヨガをする環境が整っているため練習に集中しやすかったり、先生や同じスタジオに通うヨガ仲間との人のつながりが増えるため、人によってはモチベーションが維持しやすいと感じる方もいるかと思います。

お料理教室に通うと、調理器具など一式が揃っているので、それだけで料理が楽しく感じられたりしますよね。実際の調理中も、先生が見てくださっているので、失敗するってことはまぁあり得ないでしょう。かつ、自宅でも活用できるようなヒントや、個々の好みに合わせた味付けのアレンジも教えてもらえるかもしれません。

一方で、デメリットとなると、「自宅で」・・のメリットの逆ということになりますが、まず第一に、時間・お金を捻出する必要があります。通いたいスタジオがあっても、時間的に難しかったり、金銭的に厳しかったり・・ということもあるかもしれません。

これに関しては、「何を優先したいか」と、優先順位を整理してみると良いかもしれません。
ヨガをはじめたい気持ちはあるけど、お金(時間)が無い、でも、健康になりたい気持ちがあるのであれば、飲み会の頻度を減らす、とか、何気なく購入する化粧品や洋服を見直してみる、とか。・・世の中には、大好きなアイドルを最優先にして全国飛び回ってライブに行ったりする方もいますし、私、個人的な意見としても「時間とお金は自分次第でどうにかなる」と思っています。一生分の時間を常に、とか、何億、とかであれば別ですけどね。笑

さらに、デメリットとして挙げておきたいのは、指導者との相性や指導者のスキルによって効果が変わる、ということでしょうか。※そのため、誰から指導を受けるかは結構大事※(2回目。笑)

こればっかりは、個人差がかなりあって、著名な先生でも自分にとってはあんまり・・っていうこともあると思いますし、ヨガの指導をはじめたばかりの先生でもとっても魅力的な先生に出逢える可能性がありますので、自分自身で経験するしか確かめる方法は無く、たとえ仲の良い友人だとしても、人の意見などは参考程度にとどめておくと良いかもしれません。

食べ物の好みも、人それぞれですよね。家族や友達には美味しいよ~って言われたけど、実際に食べてみると・・(それほどでもないかな)。みたいな。

さらには、食べ物の好き嫌いが子供から大人に成長する過程で変わるように、指導者との相性やクラスの心地よさも、時間の変化によって変わる可能性があるので・・自身の感覚(直観)を大切にして、自分で選ぶ、ということが大切かなと思います。

・・

とまぁ、メリット・デメリットを挙げてみました。(独断と偏見があることはご了承ください)

・・

・・

で、私自身のヨガ経験(ヨガ指導をしていますが、現在もヨガ練習生として日々練習中)を通して言えることは、結局、最初に書いたことの繰り返し。

せっかくヨガをやるし、ヨガの学びを深めたい!という方は・・「指導者のもとで継続して学ぶ」のがおすすめです。

さらに言うならば、「指導者のもとで、自立して継続練習をすべし」ですかね。

私自身、スタジオに通っての練習も、セルフプラクティス(自主練習)も日々行っていますが、自主練習だけだと、そんなつもりが無くても、「自分にとっての快適」「自分がやりたいこと」を優先してしまうんですよね。苦手なポーズをじっくり取り組めたりできるのは、自主練習の良さでもありますが、先生の指導を受けることで、「癖」や「甘え」に気づけたりするので、指導者がいる環境で練習すると、「自分」という概念や価値観、視野が広がる感覚があります。

一方で、ヨガというのは、最終的には「自分自身が、どう在るか」と自分に委ねられている部分が大きいため、先生がいないと練習ができない、先生からたくさんアドバイスをもらいたい、と、指導者に依存しすぎてしまうというのも、違和感を感じます。そうなると、たぶん、うまくいかないときに先生(周りの環境)のせいにしたくなるんですよね。小さい頃、習い事をしていた時の私は、そうでした。

・・なので、指導者から指導を受けつつも、自分でやるべきことをやる、という練習ができているときが、身体も心も健全な状態であるように感じます。

「継続」が、とにかく大事なことは間違いないですけどね。

毎日、身体を洗うのと同じような感じ。1回だけでもスッキリするけど、スッキリを持続するためには、継続する(日常的にヨガをする)ことでヨガの恩恵を受けやすくなります。

いろいろな練習方法をmixするのはありか??

冒頭の方でも述べたように、現代の日本では数多くのスタジオや指導者、多数のヨガ本などもありますし、ヨガイベントなどでも色々な先生達から学ぶことで新しいインスピレーションや経験を得ることができる機会が少なくありません。そして、単発的に参加をしたクラスなどでは、今までに練習したことのないような上級ポーズを練習したりすることもあるかもしれません。

いろいろな練習方法をmixすることは継続になるのか・・という疑問に対して。

そもそもヨガは、5,000年以上も前にインドで生まれたとされており、古来から人伝えに受け継がれてきました。そして、ヨガが生まれたインドでは通常、ヨガを学ぶ人は一人の先生かグル(指導者)を特定するため、生徒はどの先生の指導に従うべきなのかといった混乱や問題は生まれませんでした。

ゆえに、多種多様なヨガを選べる時代とは言え、ヨガを学ぶにおいては、ある程度、指導者や内容を統一して練習した方が学びを深めるスピードが速まりやすいかと思います。

そして「継続することができるか」(体力的や金銭的、時間的に無理が無いかなど)という目線で、練習スタイルが確立できると良いのでは無いでしょうか。

高級なフルコースのフレンチを食べて大満足したからと言って、毎日食べ続けようとすると、ちょっとヘビーですし、逆に、普段は食べないジャンクフードや、子供の頃に食べていて今では食べなくなった駄菓子などを食べても、その時は美味しく感じるけど毎日食べ続けるってなると・・・なんだか違和感があるかと思います。

ヨガの練習においても、「単発」はあくまでも「単発」として捉えつつ、「単発」での経験を終えたなら、通常の練習に戻って、いつも練習している先生の指導に従うと良いかと思います。

いつもの先生は、常にあなたの練習を献身的かつ正確に見ているので、必要な時に助言があり、時には「何もアドバイスしない」という場面もあることでしょう。

・・

いろいろなヨガが巷にあふれているからこそ、いろいろな練習方法をためす時期があっても良いと思いますが、いろいろ手を出した結果、時間とお金を多く使っただけだった・・という声も少なからず耳にします。

・・

まぁ、それは、それで、かけがえのない経験として捉えると良いかと思います^^

なんだか、まとめ方が分からなくなってまいりましたが、、

ヨガの練習方法は無数にありますし、まとめてしまえば、全部ヨガなので。

あまりむつかしく考えず、自分がやりたい方法でやる。自分にとって続けやすい方法でやる。のが良いのかもしれません。(え。ここまでの長文は何だったんだろう。笑)

「本を見ながら自分でやる」っていうのが丁度良く感じている人は、そのやり方で続けるのが良いんだと思いますよ。自分を信じてくださいね^^

ちなみに、dinacharya yogaは、私(溝口)自身が「こんなスタジオがあるといいな」という想いのもとで立ち上げたスタジオのため、朝ヨガはセミパーソナル形式で個々の身体の様子やご都合にあわせて練習時間や練習内容を提案しております。

マイペースにヨガをしたい、でも、指導者に見てもらいたい、という方は、ぜひ一度足を運んでみてください^^ 質問などもいつでもお待ちしております。

※2月のワークショップ、ちらほら予約が埋まってきています。1月26日までのご予約は500円offになるので、ご検討中の方はお早めにどうぞ!!※

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日常の中にヨガを浸透させることで、あたたかく、おだやかな日々を過ごすことができますように。