こんにちは。

三鷹・吉祥寺の朝ヨガ教室 dinacharya yoga(ディナチャリア ヨガ)の溝口優子です。

前回までのインド旅行記はこちら → インド旅行記①/インド旅行記②/インド旅行記③

インドの首都、デリーでの観光も満喫したところでリシケシ(ヨガの聖地)へと向かいます。

早朝から半日かけて移動・・・

デリーからリシケシまで、朝6:45発の列車で移動。

・・ということは、宿泊している場所から駅までの移動時間を考えると、5:45に出発

・・ということは、5時起き!! ちなみにインドと日本の時差は3時間半インドの朝5時は、日本の1時半(朝?夜中?)です。

 

幸い時差ボケにもならず、かつ早起きには慣れっこの私は、予定時刻通りどころかいつも通りの4時起きで準備万端!

英語力が乏しい私は、ホストファミリーに言葉で感謝をうまく伝えられた自信がなかったので、ベッドサイドのチップで何とか感謝の気持ちを伝えられないかとひと工夫・・

ぽち袋と折り紙は、日本から持ってきていました^^

・・と、いつも通り前置きが長くなってしまいましたが、とにかく移動です。

ニューデリーの駅はこんな感じ。

特急(Express)で、何もなければ約4時間半。列車遅延はインドあるあるなので、あまり期待せずに行きましょう。

座席は、自由席~指定席~個室、といろいろなタイプがあり、エアコン付きエアコン無しかか、寝台(ベッド)座席か、など、それぞれで当然、金額が異なります。

日本の新幹線も自由席とグリーン車で違いますもんね。

ただし、ここはインド。

個室とエアコン無しの寝台の金額の差は、なんと約6倍!!! 日本では考えられませんね。

エアコン無し自由席の最安値でインドの旅を肌で感じるという選択肢もありましたが、1人旅ということもあり、今回はエアコン付き座席で移動しました。

 

・・列車の中の写真は、撮りそこねました。(ごめんなさい)

日本の新幹線のような座席リクライニングもついているし、トイレもあるし、で、特に不便は感じませんでした

エアコンの温度も心地よくて、むしろ快適だったため、爆睡!!!(←あまりおすすめしません。インド旅は油断禁物らしいです。)

 

うっかり爆睡してしまいましたが、特に電車が遅れることもなく、予定通り12時前にはハリドワールという駅に到着!

順調すぎて怖いくらいです。 約4時間半の移動はあっという間に感じました。

これが日本だったら、4時間半って長く感じますよね~。 不思議。

ハリドワールの駅はこんな感じ。

ニューデリーの駅と比べると、ニューデリーの大きさが分かりますね。

駅から出ると、そこにはシヴァ神(インドの神様)が!!

↓こっち向いて~と言っていたら、向いてくれました。(嘘です。正面に回り込みました。)

シヴァ神は、日本でも良く知られているガネーシャ(象の神様・商売や学問の神様)のお父さんです。

インドで信仰されているヒンドゥー教で最高神として祟られている三大神の一柱で、破壊を司る神様です。

ん? 破壊??

そうなんです。破壊です。

世界の寿命が尽きたとき、世界を破壊して、次の世界創造に備える役目をしているのです。

わかりやすく言うと、巨神兵みたいな。(←ナウシカ参照。)

・・・

怒った時は額の目から炎を出して世界を焼きつくし、打ち倒した悪鬼の上で世界が壊れんばかりにダンスを踊るという・・。

どうりで。

神々しさというよりは、勇ましさを感じます・・よね!?

一方で、愛妻家で奥様(パールヴァティという神様)には頭が上がらなかったり、雨で土地を潤して動植物を育てるという豊穣神としての姿もあります。

 

・・・

 

巨神兵とは違うんですね。←当たり前。

ちなみに、日本の七福神の一柱として有名な大黒天は、シヴァ神が前身となっているそうですよ。

打ち出の小槌を持っている、おじいさんの、あれです。 大黒天は、豊穣神ですもんね。

 

・・・

インドの神様のお話って、とっても面白いので、これはまた別な機会に。(このままだとインド旅が全然すすまない・・)

興味ある方、もっと知りたいよ~って方は、リクエストください。笑

 念願のリシケシ到着!!

ハリドワールの駅からリシケシまでは、タクシーでの移動。

移動中の道端には煉瓦が転がっています。インドあるある。

インドの道路は、車、車、人、オートリキシャ―、馬車、人、車、バイク、オートリキシャー、と、混沌としています。

そんな混沌をものともせずに、牛は自由に道路を歩いています。

日本のような車線や交通ルールなどは、あって、無いようなものなのでしょう。

交通ルールがあるけど事故が絶えることの無い日本・・。

規制することは、果たして意味があるのか・・と、交通ルールの意義を考えずにはいられません。

 

ルールがあることのメリットは、効率化でしょうか。

インドでは渋滞、大渋滞がスタンダードです。

混沌としている中で、周りに影響されずに前に進む力が必要なわけです。

日本人お得意の譲り合い精神を発揮していると、一生目的地にたどり着けない気がします・・。

車線で区切られたり、信号がある日本の道路では、多少の渋滞があっても、たどり着けない気持ちにはなりませんよね。笑

 

・・・

1時間ほど走ると、突然、運転手さんが「ガンガ」と、ぼそっとつぶやいたので横を見ると・・・

どうやら、これがガンジス川とのこと。 ←心の準備が出来ていなかったせいで、感動薄。笑

 

「モウスグ」と言われた直後に、渋滞にはまり、目的地リシケシアシュラム(ヨガの修行道場)に到着した時にはすっかり14時をまわっていました・・。

↑今回の旅で、メインの滞在先として選んだのはヨガニケタン

老舗のアシュラムで、静かで雰囲気が良いという話をヨガ仲間から聞いていたので決めました。

 

・・・長くなってきたので、到着後のお話はまた次回

次回は、アシュラムでの過ごし方ガンジス川での沐浴など・・(余談が増えないよう気をつけます)

 

約半日の移動で感じたことは、物事には必ず、良い面とそうじゃない面があるということ。

特急列車の座席で、激安価格の自由席(人だらけでぎゅうぎゅう・安全面も不安)を選んだとしても、自由席から比べたら破格の個室(エアコン付きで快適かつ鍵をかけることもできるので安全)を選んだとしても、そこそこ(両者の中間←今回の私)を選んだとしても、満足ポイントはありましたし、不満を言えば、きりがないわけです。

また、道路状況においても、日本と比べて、インドの自由さは魅力に感じる一方で、スムーズさにかけていました。

 

つまり、どんな状況であったとしても、目の前の現実をベストとして受け入れることができると、世の中ってものすごく平和なんだろうな~と、ぼんやり感じました。

 

今回はここまで。インド旅はまだまだ続きます。

乞うご期待。