こんにちは。

吉祥寺のお隣、三鷹の朝ヨガ教室dinacharya yoga(ディナチャリア ヨガ)の溝口です。

突然ですがみなさん!
外国人のお友達・知り合いの方っていたりしますか??
もしくは、海外に行った経験はありますでしょうか??

ヨガは国も年齢も性別も関係なく、みんなができるもの。

先日、インドから来日された先生(シャラース先生アシュタンガヨガという流派のヨガの頂点に存在しているヨギー)の6日間のワークショップに参加してきました!

(みなさんと同様、私自身、今でも生徒として練習を続けています^^)

開催場所は東京の六本木、開催時間は朝の6時半~8時で、土日も平日も含んだ6日間連続

・・という、よっぽどヨガ好きな人じゃなきゃ参加しないでしょ~みたいなスケジュール(?)ですが、なんと、シャラース先生の指導を受けるために、日本国内の各地(北海道や関西・九州など)からはもちろん、世界中(韓国や台湾などのアジアやオーストラリアなど)から300人以上ものヨガの練習生が集まりました!


↑会場に飾られていた若かりし頃のシャラース先生の写真。

会場に到着してマットを敷くと、右隣には韓国の方、左は金髪美女(国籍不明)、後ろには外国人の男性、、というように、ぐるっと見渡しても、日本人のほうが少数派なんじゃないかと思ってしまうほどの、不思議な空間でした。

そんな、性別も、国籍も、年齢も、職業もばらばら多種多様な人たちと、みんなで一緒に呼吸をして、一緒に身体を動かして・・と、それはそれはパワフルな空間でした。

私自身、半年以上前(4月のおわり頃)からワークショップの予約をしていて、すごーーーく楽しみにしていて・・・と、長くなりそうなので、この話はまた別な機会で。

今回は、そこで会った海外のヨガ友達に言われたことについて。


↑1年ぶり?くらいに再会したイギリス人のヨガ友達。(彼女は日本語ぺらぺらです。私が英語を話せないので。汗)

日本人って○○だよね。

冒頭の質問に戻りますが、海外の方から「日本人って・・」と言われた経験や、海外に行ったときに「日本人って・・」と思った経験は何かありますか??

世界に誇れる日本人の強み。

個人的には、日本人の、謙虚さが大好きです。世界に誇ってよいと思っています。

無意識のうちに、空気を読んだり人に合わせたり、時に譲歩したり譲ったり、、ということができる人種って、世界中を探しても、なかなかいないんじゃないかと思います。

そして、まじめ

電車に乗るときは列になって並びますし、赤信号は止まれで青信号は進め、という交通ルールを守りますし(いや、当たり前なんですけど)、今では先進国では識字率ほぼ100%の国も増えましたが、江戸時代後期くらい(200年ほど前)は日本の識字率は断トツでトップだった(当時のイギリスが1割ほどだったのに対して日本は既に約7割だったらしいです)という歴史もあるくらい、とにかく勤勉

そんな恩恵があってか、「日本国のパスポートは最強だ」という説も、たびたび言われていたりしますね。

「日本人」というだけで、信頼されているわけです。

もちろん、全員が全員ではないですよね。日本人といえど、問題を起こす人や犯罪者もいるわけで、ひとくくりにはできません。

・・が、相対的に見て、私の周りの海外の友人や知人からよく言われるのは「日本人は、みんな良い人!真面目!」という意見が多いような気がします。

写真の彼女からも、久しぶりに会って話している中で何度も、「日本人ってすごい!みんなまじめだし、すごく優しい!」!と言われました。

謝る必要のないときに謝っている・・?

もう1つ、質問します。

みなさんは、昨日1日の間で「すみません(すいません)」「ごめんなさい(ごめんね)」という言葉を何回つかいましたか??

・・

直接口にするのはもちろん、メールやLINEでのやり取りも含めてです。

・・「1回も使ってない!」と自信をもって言えますか??

家に1日中いたから、そもそも誰とも会話していない!なんていう状況は無しにしてくださいね。笑

・・

いかがでしょう。

意外と「すみません」や「ごめんなさい」って、使ってませんか??

それゆえ(?)、「日本人ってすぐに謝る印象がある」とも、海外の友人に良く言われます。

謝罪のときに、「すみません」「ごめんなさい」を言うは、言葉の持つ意味そのものなのでよいとして・・

感謝したいときにも、結構つかっていたりします。何かをしてもらって、何もお返しができない=申し訳なくて自分の気持ちがおさまらない(すまない)というときの「すみません」

あるいは、依頼や呼びかけをするときにも使ったりします。その人がやっていることを中断させるなど何らかの負担を相手にかけるときの申し訳なさを含んだ「すみません」

・・で、何が言いたいかというと!!

本当に「すまない」と思っているときにだけ言葉にすれば良いと思うんです。

日本語の便利さ(あいまいさ)に甘んじて、むやみやたらと「すみません(ごめんなさい)」を使うのではなく、

言葉の持つ意味を理解して適切な言葉を選び、心を込めて伝えた方が、より心地よいコミュニケーションがとれるのではないか。ということ。

逆の立場になった時を想像してみると分かりやすいのですが、なにか感謝されるようなことをしたときに、「すみません」と言われるよりも「ありがとう」と言われた方が嬉しい気持ちになりませんか??

何かをお願いされたり、呼びかけられたりするときも、「すみません」と言われるより、「恐れ入りますが」の方が丁寧さが伝わりますし、むしろ「○○さん」と呼び掛けてもらった方が、フラットにコミュニケーションがとれますよね。

dinacharya yogaでの「すみません(ごめんなさい)」は不要です。

・・で、当然、日常生活で起こること(癖になっていること)はヨガの練習中にも起こります。

ポーズの順番が覚えられなかったり、ポーズがうまくできないとき、つい「すみません」って思ったり、言葉に出たりしていませんか??

また、スタジオに足を運ぶのが久しぶりになると、「すみません」って何だか言いたくなったりしませんか??

・・

・・・

これらの「すみません」は、当スタジオでは一切不要です^^

なぜなら、誰にも迷惑がかかっていないからです。

・・

ポーズを忘れたり、うまくバランスがとれない・・だから、練習するんです。そのためのスタジオです^^

むしろ、「うまくやろう」っていう思いを捨ててください。その方が、意外とスムーズに動けたり、ポーズが安定したりしますよ!

「頑張ろう」という気持ちが大きくなりすぎると、力みが生じやすくなり、呼吸が止まったり早くなり、表面上の筋パワーだけで動こうとしがちな(身体に負荷がかかりやすく関節を痛めやすい)状態になる傾向があります。(溝口の経験上。)

・・

話がそれちゃいましたが、スタジオに足を運んだとき、ぜひ、身体の動かし方だけでなく、ご自身が「言葉にしていること」「頭の中で考えていること」も意図的に観察してみてください^^

そして、不要だ(必要ない)と思うものがあれば、少しずつ、手放す練習をしていきましょう。

持ち物は、少ない方が身軽でいられますから。

無くてもいいものが見つかったのであれば、からっぽにしてスペースをあけた状態にしておけると良いかと思います^^

本当に「すみません」と思う時だけ言うようにする(意図的に、丁寧な発言を心がける)と、不思議と、一言一言に「心がこもる」感覚があるかもしれません。

今日から早速、「すみません」「ごめんなさい」を言っている回数を数えてみて、言い換えられるものがあれば、言い換えてみてはいかがでしょうか。

練習方法や内容は個々に必要なものを伝えています。

dinacharya yogaでの練習は、ある程度、同じような流れ(動き方)で練習をすすめていきますが、ポーズの難易度、繰り返しの回数、ポーズの量は、随時、個々に合わせて必要なタイミングで指導をしています。

必要なタイミング、というのは、ある程度の動きが覚えられているか(1人でもスムーズに動けているか)呼吸がきちんとできているか周りの目を気にすることなく自分自身に集中できているかポーズでやりたいことが理解できているか(動かしたい方向性に力を使えているか)などを総合的に見ています。

なので、身体がやわらかい(ポーズの見た目が深まっている)から次のポーズを提案するか、というと、そういうわけではないですし、逆に言うと、通い始めて間もない方でも、丁寧に安全な方法で練習ができている方には、どんどんポーズの種類を増やしたりバリエーションの動きを提案したりすることもあります。

↑こんなポーズ(動き)も、いずれ・・・。

そのあたり(指導の内容やタイミングに関して)は、溝口の目(指導力)を信じていただけると助かります。と言っても、もちろん、溝口もまだまだ未熟な部分は多いのですが、一応、今までに何千回ものグループレッスンを提供したり、何百人ものヨガインストラクターへの指導、ヨガ未経験の方を一人前のヨガインストラクターへと育成してきた経験があり、現在も日々、自分の練習も行いながら、「自分が経験したこと・学んだことをシェアする」という指導スタイルを大切にしながら、指導力の向上につとめております。

現状、dinacharya yogaは、溝口1人が指導を行っているスタジオのため、うーん、溝口先生のことは何だか信じられないんだよね~という場合は、とっても残念ではありますが、dinacharya yogaではなく、他のスタジオで他の先生の指導を受けることをおすすめいたします。(なぜなら、ヨガの練習を深める上で、指導者との信頼関係はとっても大切にすべきことだからです。)

せっかくヨガの練習をはじめたのであれば、そのままヨガから離れてしまうことなく、どこか他で信頼できる指導者に逢えることをお祈りいたします。

・・

話は指導内容に戻ります。

基本的には「できてますよ~」「間違っても大丈夫ですよ~」「どっちでもいいですよ」なんて、ゆるい雰囲気の私ですが(笑)、ときには、あえて、「もう1回やりましょうか」「やり直し」「もっと○○して」など、今ここで言われると苦しいかもしれないな~、嫌な思いをするかもしれないな~、と感じるであろうことも、容赦なく伝えたり提案したりします

「もっと膝まげて」って言われても、「え・・きつい・・・」って、みなさんの中でのあるあるだとおもうんですが、それは、「心が感じる快適」と「身体にとっての快適」のギャップがある状態だからです。

クリームたっぷりのケーキって、一口目を食べた時はおいしけど、食べ続けていると、身体にとっては・・・ですよね。

それと同じで、「心が心地よい」と感じる動きをし続けていると、いつの間にか、脂肪がついていた・・身体が歪んでいた・・なんていうのは現代人あるあるです。

なので、そういった場合には、溝口が鬼になります。愛のムチが飛びます。笑

無意識になんとなくやる時間をできるだけ少なくし(前半に書いた、無意識なすみませんを減らすのと同じ)、意図的に、丁寧に練習をする、をということを大事にしたいからです。

短期的な、「今の心地よさ」というよりも、「長い目で見た時の心身の快適」を見据えた指導を心がけております。(マットの上の時間だけでなく、マットの上の練習が日常で活きるように)

・・

というわけで、「先生、なんでこんなキツイこと言うんだろう」って思ったとしても、愛のムチだと思って、「良薬は口に苦し」みたいな感じで受け取ってみてください。

・・

受け取れない場合や、疑問や反論があれば、その場で遠慮なく口に出してください。笑

「先生、無理です」って。笑

その時は、またその時のbetterを一緒にさがしましょう。

・・

さて。

長文となりましたが、「心をこめる」ためには「必要なものを見極める」ことが大切になってくるかと思います。

もうすぐ年末にさしかかりますから、お部屋や身辺の大掃除とともに、言動の大掃除(不要なものを減らす)という作業も一緒にやってみてはいかがでしょうか。

年末年始、心身を存分にデトックスできるワークショップもご用意しておりますので、ご都合がつく方は是非~^^

◆最新(11月16日更新)のスケジュールはこちら

◆みんなでYOGAキャンペーン実施中!

◆【12/29・1/3】年末年始の特別レッスン予約受付中!