こんにちは。

三鷹・吉祥寺パワースポット朝ヨガ教室 dinacharya yoga(ディナチャリア ヨガ)の溝口優子です。

覚えていますでしょうか・・インド旅行記の存在を・・

前回までのインド旅行記はこちら →インド旅行記①/インド旅行記②/インド旅行記③/インド旅行記④

アシュラム(ヨガの修行道場)の様子をご紹介

なんとか念願のアシュラムにたどりついたところまでで話が止まっていましたので、そのつづきから今回は手短に・・

毎日のスケジュールはこんな感じ↓です。

チェックイン手続きをした時に紙のスケジュールをいただきましたが、毎日、クラスの時間や食事の時間などに、微妙~に変更があったりしました。

施設内に掲示版があり、掲示板をチェックするものの、これまたクラス内で先生が「今日の夕方のクラスは○時~」と言っている時間とは、微妙~に違うんですよね。

謎。

・・・

毎朝、5起床のベルが鳴って1日がはじまります。

ヨガのクラスと瞑想の時間は、朝と夕方の各2回ずつ

食事は、小学校のときの給食のような感じで(地域や年代によってシステムが違ってたりするのでしょうか?)、お皿を持って一列に並び、係りの人がサーブしてくださいます。

大盛り・お変わりも自由ですし、食べないものがあってもOKです。好きなものを好きなだけ、という感じ。

施設で働いている方も食堂で一緒に食事をとっていたのですが、カレー2~3種類あるうちの1つだけを大量に食べている方が多かったです^^

また、朝食時には施設内で採れたマンゴーやバナナなどフルーツを出してくださるのですが、マンゴーが甘くてとっても美味しかった~~! 手で皮をむいて丸ごとがぶり! あ~思い出しただけで幸せ~

・・で、食事を終えたら食器は自分で洗って返却します。(このあたりも給食っぽい)

スケジュールには結構余裕があり、朝食後~昼食までと、昼食後~夕方までの間、自由時間がたっぷりあります^^

ちなみに、今回私が滞在したアシュラムの広さは、井の頭公園くらいの広さ(敷地内をぐるっと歩くのに10分以上かかります)

アシュラム内にはヨガホールメディテーションホール宿泊施設食堂の他に、図書館噴水などもあり、空き時間はのんびりアシュラム内で過ごす方も多く見られました。

自由時間は本当に自由なので、お部屋に戻って寝ても、勉強しても、図書館で本を読んでも、施設内を散歩しても施設の外に出かけてもOK。

それぞれ、思い思いに過ごしている様子でした。

今回、滞在中にアシュラム内で日本人に会うことがなかったため、何か質問したい時や困ったときも、日本語は通じることがなく、ずーーーっと英語と身振り手振りでのコミュニケーションだったのが少し大変でしたが、特に不自由を感じることはなく、快適に毎日を過ごすことが出来ました。(英語が話せたらなぁ・・と、何度思ったことか)

メディテーションホールの入り口には、門番かのようにわんこ(犬)がいたり、

敷地内にはお猿さんもいたり、(とくに朝方にたくさん見られました)

・・人間だけでなく、動物ものびのびと暮らしている様子が印象的でした。

そして、敷地内から見えるガンジス川の様子はこちら↓(朝・夕方・夜の順番)

いつ眺めても美しく、「あぁ~インドに来ているんだなぁ」という気分に浸ることができます。

東京タワーを見て「まさに東京!」って思うのと同じですね。

・・・と平和感アピールしていますが、実際は、ガンジス川を見下ろすと、ガンジス川の両脇の道路を通る車の音が、とにかくやかましい!笑

ビービ・ブーブー・ビッビー・・と、車もバイクも、クラクションを鳴らす鳴らす!鳴らす鳴らす!

インドには交通ルールの概念が無さそうだということは前回のブログでも紹介しましたが、信号や車線が無いに等しいからこそ、とにかくクラクションを鳴らす量がはんぱじゃない!

日本人からすると、「いやいや、そこ鳴らさなくていいところでしょ」「空気読もうよ」と思うところでも、とにかく鳴らす鳴らす!

人口が多いからこそ、自己主張が強くなるんでしょうか。

・・・謎。

3日インドで過ごせば、東京で生活していて聞くであろうクラクションの一生分は聞けるんじゃないかと思うくらいの量です。

はじめは私も、クラクションの音を聞くたびにびっくりして振り返ったり、心臓が止まるような思いの連続でしたが、人間ってすごいですね。

・・・慣れます。

3日ほど過ぎたころには、クラクションが鳴っても「うるさい」とか「こわい」とか、感情が動くことなく、「あぁ鳴ってるな」くらいで冷静に対処できるようになっていました。

ということで、今回の教訓は「経験の積み重ねによって心の余裕は生まれる」ということ。

私の場合、スケジュールの確認不足で遅刻しそうなときや、大量のクラクションを鳴らされたとき、無条件に焦ったり、ドキッとして一気に心拍数が早まって動揺していたのですが、何度となく繰り返されると、心が揺れる時間はどんどん短くなっていきました。

物事の変化に気づいたら、そのまま認識し、「今必要なことをする」という切替えのサイクルが早まっていくのを感じられました。

これは、マットの上のポーズ練習にもあてはまりますね^^

はじめてのポーズや、苦手なポーズ、運動量の高い動きをやる時は、どうしても心拍数が早くなり、呼吸も早くなります。

ですが、3回、4回と繰り返していくと、ちょっとづつ慣れてきて呼吸が深まり、呼吸が長くなることで心拍数が穏やかになっていきます。

苦手なポーズに対しても、「どうせやるんだから仕方ない」みたいなあきらめの境地になったり、あるいは体力がついてきて大変だったことがそうではなく感じたりします。

また、最初に苦手と感じていたポーズこそ、ちょっとコツがつかめてくると何だか嬉しくて、逆にそのポーズのことが好きになったり・・・ヨガの練習あるある。

だからこそ、「たくさんいろんなことに挑戦する」という練習も良いけど、「同じ繰り返し(積み重ね)の中で変化を見出し、変化に対応していく」という力が養えるよう、dinasharya yogaでは、繰り返しの練習を大切にしています。

「あっ、雑にポーズやっちゃった」っていう時は、次に進まず、丁寧にもう一度、という選択をおすすめしています。(きちんと整っていないのに次に次に進むと身体を痛める場合があるので)

晴れの日があれば、雨の日もあるように、体調や気分も、なんだかいまいちのときもあれば、絶好調のときがあって当たり前です。

同じ動き、同じポーズでも、毎回、毎呼吸、毎瞬間の変化に気がつくことができると、ひとつひとつの動きや息をより丁寧に扱えるようになり、その結果として練習が深まっていくことでしょう。

毎回の練習が違って当たり前で、違うからこそ、毎回の練習がとっても面白く、楽しく感じられるようになりますよ^^(私の経験上)

というわけで、今回はインド旅のアシュラム内での様子(日々のルーティン)をご紹介しました。

自由時間を利用してアシュラムの外に出かけた時のことに関しては、また次回をお楽しみに!

お読みいただきありがとうございます。